玉野市八浜町で秋祭りが開かれ、江戸時代から伝わるだんじりと奴行列が勇壮に練り歩きました。
日本神話や源平合戦などの彫刻が施されている八浜のだんじり。
200年以上前の江戸時代後期に作られた歴史的価値の大きいもので、県の重要民俗文化財に指定されています。
先導するのは、奴行列。
はさみ箱と毛やりを持った奴が整然と並びます。
毛やりを投げ渡す県内でも珍しいパフォーマンスも八浜の歴史です。
ほどなくして、御旅所から神輿が出発しました。
全国的にも珍しいという六角神輿は江戸中期に作られたと言われています。
重さは600kg以上。
屈強な男たちが担いでも堪えるようです。
囃子歌に乗せて、南、西2つのだんじりが動きます。
秋祭り2日目の11日は、八浜の港から続く本町通りを練り歩きました。
古い町並みは道幅が狭いため、高さが4m近くあるだんじりは建物の軒をギリギリで抜けます。
だんじりと一緒に歩く獅子面は、祭りの縁起物です。沿道の観客に噛み付き、健康を呼び込みます。
太鼓や笛などのお囃子は、地元八浜町の小中学生が担いました。子ども神輿もだんじりの後に続いて、地域が一体になって祭りを盛り上げました。
秋祭りの練り歩きは、昭和の終わりから13年ほど途絶えましたが、八浜町並み保存推進委員会の「だんじり・奴保存会」が復活させ、今年で30年を迎えました。




